三井住友銀行についてのご意見
この集大成として、当社発足以来、初めての試みとなる社員総会を開催することになったのです」社員総会を開催するにあたって、会社がどうあるべきか、今後どんな道を進んでいくべきなのか、自分たちにとって良い会社、良い仕事とは何なのか?まずは個人で徹底的に考え、持ち寄り部門ごとに議論を重ねたという。
それらを社員全員が共有できるように『S日鉄都市開発の進む道』と題して1つの冊子に取りまとめ、社員総会では、各部門がどのような使命を持って日々の仕事に取り組むかを「ミッションーステートメント」という形で発表することに決まったのだ。
「発表の形式はあえて統一せず、部門ごとに趣向を凝らしそれぞれの。
色.を出してもらうことにしました。
その結果、VTRを使ったり、寸劇を挟んだり、部員全員で壇上に上がって発表したりと、それぞれ個性的で非常に楽しい発表となり、総会全体としても大いに盛り上がりました」様々なミッションが発表されたが、なかでも地域.社会に貢献したいという強い思いがどの部門からも伝わってきたのだという。
改めて自分たちがすべきことを考えたときに、出てきたのが街づくりを通じた地域.社会への貢献だったのだ。
つまり、会社が掲げてきた「エリア価値創造」という理念が、社員に浸透していたわけだ。
多くの企業で行われているように、トップダウンだけで地域貢献を推奨していたら、きっとここまで定着することはなかっただろう。
社員1人ひとりが「自らやらなければ……」と感じた結果、自然と行動に移したというわけなのだ。
「会社は誰のものか。」よく聞かれる質問である。
S日鉄都市開発では、社員総会を会社の将来を皆で考え、エリア価値創造という理念を浸透させていった。
その根底には会社は社員を大切にし、社員は自己実現の場としての会社に貢献する日本的経営の特徴が見える。
社員である前に社会人としての1人ひとりの社会的意識が地域貢献という形で現れ、会社にメリットをもたらしている。
和の経営とは社員間だけの話ではない。
S日鉄都市開発のエピソードからは、企業を中心に地域に広がる和を感じる。
エリア価値創造というコンセプトを掲げ、社員総会などに2009年2月に開催された社員総会の様子より社員の和を作り出し、さらに地域の和へと広げる取り組み。
和の連鎖が事業推進の原動力となっている。
景気が後退し、企業の業績が悪化するなか、リストラの影に怯え同時に自分の会社を値踏みしているケースもあるだろう。
果たしてこのままこの会社に勤め続けることが正解なのだろうか、うちの会社は本当に良い会社なのだろうか、そんな悩みを持つ人もいるはずだ。
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